dcdのパッチその2
数日前にdcdのパッチを掲載しましたが、更なる変更を加えました。複数のCD ROMを使えるようにする目的でオプションを追加したパッチdcd-0.99.2-2.patch.gzを作成しました。
パソコンに2台以上のCD ROMやDVDのドライブが付いている場合、デバイス名で使い分けることになります。音楽CD(CDDA)の場合は、どのドライブでも再生できるわけですから、dcdでもデバイス指定して動作させたいところです。しかし、元々はビルド時に指定できるだけでしたので、コマンドラインオプションを追加することにしました。オプションは"-D デバイス名"です。
プログラムの構造とコンフリクトがあり、変更が少し大きくなってしまいました。その上、両方同時に再生するのには問題が残っていて、2番目に再生するドライブで"dcd s"としても同時再生できません。これは、常駐プロセスが1台のみ管理することを想定しているためと思われます。しかし、同時再生してミックスして聴く必要は通常ないと思いますので、対応はしないことにしました。