dcdのインストールとパッチ
Linux/BSDにdcdというCDプレイヤーがあります。それのコマンドラインでのプログラムモードを可能にするパッチです。
PCのCDプレイヤー
今迄gnome-cdを使っていましたが、プログラムモードがない(≒プレイリストが作れない)ことに不便を感じていました。
そこで、workmanというものをインストールしてみたのですが、こちらはいちいち1トラックずつプレイリストに登録して行かなくてはならなくて面倒臭いです。
というのも、私は単に一部のトラックを連続で聴けるように設定したいだけで、好きな順序に並べたいわけではありません。クラシック音楽のCDでは1枚に複数の曲が入っていて、かつトラックは楽章毎に振られていることが多いため、ある1曲を聴くためには、トラック3,4,5を連続で再生する、ということが必要になるからです。
据え置き型のオーディオCDプレイヤーには必ず「プログラム」モードがあって、カレンダーボタンで簡単に操作できます。この辺りの操作はWindowsのMediaplayerやUbuntuのRythmboxのプレイリスト機能でも許容範囲なのですが、それでもリストからマウスで選択して行くのはやはり面倒です。
dcdのインストール
Dave's CD playerというCD playerを見つけました。
ダウンロードはこちらからできます。
これはCUIのCDplayerです。似たようなプロダクトにcdplayがありますが、ずっと高機能です。これはコマンドラインでトラックリストを渡すことができるため、希望している機能に近いようです。
しかし、どうした訳か、単純に"dcd 3 4 5"のように再生することができません。"dcd 3 4 5 quit"や"dcd loop 3 4 5"のようにはできます。"dcd start 3 4 5"ができないのは仕様としても不思議です。
そこで、少しイジってみました。このパッチdcd-0.99.2-1.patch.gzで、以下の処理を加えました。
localhost% dcd 3 5 7 トラック3,5,7を連続で再生してから、再生を止める。
localhost% dcd 3-5 連続したトラック3,4,5を連続で再生してから、再生を止める。
これで快適。しばらく、こちらを使ってみようと思います。
dcdのパッチその2数日前にdcdのパッチを掲載しましたが、更なる変更を加えました。複数のCD ROMを使えるようにする目的でオプションを追加したdcd-0.99.2-2.patch.gzパッチ(dcd-0.99.2-2.patch.gz)を作成しました。パソコンに2台以上のCD ROMやDVDのドライブが付いている場合、デバイス名で使い分けることになります。音楽CD(CDDA)の場合は、どのドライブでも再生できるわけですから、dcdでもデバイス指定して動作させたいところです。しかし、元々はビルド時に
Tracked: 10月 04, 13:01