Flet's光メンバーズクラブに繋げないときの対処
Flet'sの契約内容を確認しようとしたら、「繋げません」と出てしまい、見ることができません。サポートに電話しても中々要領を得なかったりして、時間を無駄にしていまいました。何が起ったのか、どうすれば解決するのか分ったので、まとめておきます。
結論から言いますと、これは、セキュリティ強化のために、NTTがシステムをこっそり変更したことに起因しています。契約や料金関係の情報をインタネットから切り離してイントラネットに移しており、このイントラネットには、光回線のセカンドpppセッションからしかアクセスできなくしています。
詳しい内容
Flet's 光回線には2セッションあり、追加契約すると、2ndセッションを使うことができます。通常は、2つのISPを使い、別のグローバルアドレスでインタネットに繋ぐ使い方になるかと思いますが、追加料金が必要なので、普通は使われていないと思います。この辺のサービスとの整合性は不明なのですが、この通常使っていない2ndセッションをNTTのイントラネットに繋ぐようになりました。インタネットからの不正アクセスを遮断するのが目的と推測され、これによって、実際に光回線の中からしかアクセスすることができません。(契約者でも、インタネットからは見れない)
それで、終端装置がルータータイプのものは、勝手にソフトを更新して、2ndセッションのDNSやルーティングを変更してしまったとのことですが、ブリッジタイプのもの(もしくはブリッジとして使っているもの)は自分でセッティングしないとなりません。基礎情報は以下の通りです。(因みに、機器と繋いでいるというハードウェアセキュリティで、ソフトウェア的な秘密情報はありません)
2nd pppセッション
Linuxからこれに繋ぐためには、以下を実行します。
pppoe-start /etc/ppp/pppoe-1.conf (pppoe-1.confは上記情報を入れて作成する)
route add -net 220.210.0.0 netmask 255.255.0.0 ppp1
なお、理由は不明ですが、1stセッションを繋いだ直後に実施すると、繋げなくてエラーします。60秒ほど待てば大丈夫なようです。
なお、DNSはうまく共存できなかったので、仕方なく /etc/hosts に直書きしています。(今のところ2つ)。
220.210.194.4 www.flets
123.107.190.162 speed.flets
これらは、イントラなfletsドメインではなくて、flets.ntt.co.jpのような登録されたドメインにして通常のDNSレコードに載せていただけると都合が良いのですけれど。(グローバルアドレスですので)