東ゼンの沢登り
山岳会の会山行ということで、半分OBの私にもお誘いが来まして、会員と東ゼンに行ってきました。久々に前泊の山で、体力不足を痛感しました。少しトレーニングをしないと。
沢自体は西ゼンと似たような沢なのですが、滑という観点で見ると規模が小さいです。いきおい、見所は大滝50mだけということになります。滝の登攀は特に難しさは感じませんでしたが、少しが水シブキが掛かってきて眼鏡族には嫌な感じです。
稜線は越後方面特有の草原になっており、大変に気持ちの良いところです。私は仙ノ倉岳に登りたかったので、他のメンバに待ってもらい、20分で戻る約束をして山頂に向かいました。途中ですれ違った登山者に「あと10分」と言われましたが、走る気もおきず、時間切れでそのまま戻りました。谷川岳方面には数十回来ていますが、山塊の最高峰に登るのは今回もおあずけになりました。
ここのところ、腸脛靭帯の故障に悩まされていたのですが、今回痛みを避けるコツが少し分りました。基本的に膝関節が外側に振れるのが良くない筈ですので、登りでは足先を内股にして膝を内側に入れ、下りではがに股にして膝を外側に出し歩くと痛くならないようでした。もっとも、今回は捻挫したメンバがいてゆっくりと下りましたので、いつものペースで下ったらどうであったか分らないところはあります。ちなみに、こうして歩くと太股の前内側の筋肉痛になりました。この筋肉は、確かにあまり下界ではトレーニングできていないように思いました。