Happy Hacking Keyboardの設定
キーボードが壊れかけているのか押し難いキー出てきたので、中古のHappy Hacking Keyboard Lite (HHK Lite)を購入しました。一番安価なやつですが、それでもキータッチはかなりよく思います。(安物ばかり使ってきたせいもありますが)。このキーボードは昔のSUNのワークステーションと同じキー配列とのことで、backquote/asciitildaとBSの配置が少し変っています。またHHK Liteには独立の方向キーがないためにWindowsではちょっと使い難そうですので、UNIXがメインのマシンに付けることにしました。
若干のカスタマイズを施しました。OSはLinuxとWindowsXPです。
キーボードはディップスイッチの設定があり、若干のカスタマイズができます。私は使いませんが、日本語変換用のHenkan, Muhenkanのキーコードも出せるようです。さて、Fnキーの位置も特殊なので左下に設定したかったのですが、オリジナルのFnキーは動かすことができず、あきらめました。只でさえキーが少ないのに、これ以上減らすわけには行かないからです。
結局、DIPスイッチ、"1101"として、ここからはソフトウェア的にカスタマイズすることにします。スペースの横列は左から、Win_L, Alt_L, Space, Alt_R, Win_Rです。方法は、こちらに記載した方法を取ります。
個人的には右のキー(Alt_R, Win_R)は使わないので、足りないキーである Application (LinuxではMulti)キーと、BSにしてしまったために独立キーがなくなっているDeleteキーに割当てます。(Alt_R→Application、Win_L→Delete)。因みに 元々存在していないCaps_Lockは、ソフト的には設定することができないようです(?)ハードウェアでShift+TABでCaps_Lockトグルになります。
Linux/Xでは Xmodmapで設定します。
remove mod4 = Super_R
keycode 113 = Multi_key
keycode 116 = Delete
また、Windowsではレジストリをいじります。レジストリファイルはus_WinrDel_AltrApl.regです。これで快適になりました。
と思ったのですが、上で追加したDelete(元々の右Win/刻印は右Alt)はキーリピートが入らないようです。これはモディファイア系のキーはリピートしないというハード的な仕様なのでしょうね。仕方ないです。Xmodeを上記にしたらできました。