blogのページを作ってみたくて、ブログツールをインストールしてみた。
この手のものはあまり知らなかったのだが、Movable Typeの名前だけを知っていたので、それをキーにしてWikiPediaを見てみると、随分色々とある。WordPressとNucleusというのが良く使われているようだ。試しに Movable Typeをインストールしてみて、その具合を見て、結局Serendipityにした。
基本的に組み合わせは、
- Apache
- PHPもしくは、Perl
- CMS
- RDB
この中では、4が一つの選択のキーとなるだろう。フリーで使えるのは、MySQL, Postgres, SQLite。この内、SQLiteは呼出しプロセス内で動くみたいで、軽そうである。因みにMobile Typeは、MySQL, Postgres, SQLiteに対応、WordPressとNucleusは、MとP、SerendipityはMとSに対応している。私のサーバは非力でOSがちょっと古いし、沢山のユーザに提供するわけではないので、SQLiteが良さそうだ。
Serendipityのインストール
serendipity-1.3.1、Linux-2.4.X、Apache-2.X、PHP4.4、SQLite-2.8で動かした。PHPにSQLite APIが必要で、php-sqlite-1.0.2というのを別途インストールし、php.iniに、"extension=sqlite.so"を足した。(PHP5なら付属しているとのこと。また、php-sqliteはPHP4.3以前では動かない)。SerendipityのアーカイブはDocumentRootにserendipityというディレクトリとして展開すればOK。後はブラウザから展開したURL(http://foo.com/serendipity/index.php)にアクセスすると自動的にインストーラに入る。要求適合の状況が表示され、問題がなければ、後は自動でインストールされる。(RDBが使えなかったりすると、赤表示になって進まなくなる)。簡単だ。
ほぼ完全に日本語化されている。(アドミンメニューに若干の英語が残っている程度)
Movable Typeのインストール(ついでのおまけ)
MTOS-4.23-en、Linux-2.4.X、Apache-2.X、Perl-5.8、PHP4.3、SQLite-2.8で動かした。PerlのSQLitel APIが必要でperl-DBD-SQLite-1.13というのを入れた。cgiなので、基本的に本体アーカイブをcgi-bin/mt/に、static-mtをDocumentRootに展開する。cgi-bin/mt/mt-config.cgi-original を mt-config.cgi にリネームして設定する。CGIPath、StaticPath、Databaseを設定(SQLite以外はコメントアウトし、DBファイルのパスを指定)。DBファイルは、apacheさんが書き込みできる必要がある。
動き自体は軽い。しかしながら、設定メニューなどは日本語で問題ないのだが、肝心の公開される画面のメッセージカタログが英語になってしまう?。調べていて、開発元の日本法人Six Apart K.K.のページを見るとライセンスが?な感じ(GPL版は問題ないと思うけど)もあり、日本語化の方法も分らなかったので、使うのを諦めた。(静的なコンテンツ作成対応など、技術的には良いと思うのだけど)